「広報ソリューション懇話会」について

 企業広報としてのマスメディア向け情報伝達手段は、IT(情報技術)化の深耕とともに変化を見せています。新聞社やTV局、雑誌社などに配布するプレスリリース(発表資料)は、それまでのペーパー配布からメール配信に変わりつつあります。Facebook(フェイスブック)やmixi(ミクシィ)などソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の成長を背景に、独自の通信ネット社会が形成されたように、メール配信は発信サイドとともに、マスメディア界のペーパーレス化に弾みをつけ始めています。

 広報ソリューション懇話会は、そうした情報伝達手段の変化の中で、企業広報を円滑に、そして効果的な展開を後押しするために2012年6月に発足しました。プレスリリースがメール配信に移行しても、中身づくりが変わるわけではありません。同リリースの作成をはじめ、広報活動を通じて生じた問題点、また改善点や課題などを一緒になって解決(ソリューション)することを目指しています。当懇話会は企業広報に精通した経済記者OBによって運営されているのが大きな特徴です。

 広報ソリューション懇話会では、3つの活動に力を入れております。その第1は、毎週月曜日に配信しているブログ「経済記者OBの目」です。新聞社で活躍した経済記者OBが、上場企業をはじめ、中堅・ベンチャー企業の広報担当者に役立つマスメディア対策を、事例を挙げて紹介しているのが特徴です。例えば、時宜を得たベストのプレスリリースとは、多くのマスメディアが掲載せざるを得ないニュースとは、などを取り上げて解説しています。若手広報マンからは「広報業務の手引書」として好評を得ており、アクセス件数も急増しています。

 第2は、企業広報に関わる諸問題について助言したり、顧客を訪問して相談に応じる「広報よろず相談室」の開設です。広報関連書籍では得られない「生きたヒント」を、経済記者OBが長年の産業界での取材で蓄積したノウハウを駆使し、解決に当たります。具体的には広報活動の企業内活性化、効果的な情報の発信、記者会見の設営と進行対策、マスメディアとの良好な関係構築方法などのほか、経営者の発信力を増すアドバイスなどを手軽な料金で行います。

 第3は、BtoC(企業と消費者)というよりも、BtoBの分野、領域に特化したプレスリリースづくりを、プロの視点からお手伝いするサービスです。対象業種は、情報・通信、家電機器や半導体・電子部品、さらに機械、精密機器、建設・建材、装置・プラント・エンジニアリングなどです。記事素材を記者に的確に伝え、理解を得るには簡潔な文章に加えて、記者の目を惹く魅力的なタイトルが求められます。経済記者OBはそうした要求に幅広く応えていきます。

広報ソリューション懇話会 代表 山田 功