「経済記者シニアの会」について
長期化するコロナ禍とウクライナ戦争、各地で頻発する大地震・干ばつなど、世界はいま激動の時代にあります。また情報通信技術(ICT)の進歩、とくにインターネットの普及により誰もが情報発信の担い手になり、最近では対話型AI(人工知能)も登場。メディアを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。
『経済記者シニアの会』は、多様化する情報社会の中で『灯台』の役割を果たすことを目標に、2022年4月に発足しました。前身の広報ソリューション懇話会の10年間の活動を引き継ぎ、新たなメンバーの参加を得て、改めて企業と経済社会の発展を目指します。
主な活動は、「広報プラスα(アルファ)のためのブログ」の発信です。プラスαの意味は、広報部門だけでなく広くビジネスパーソンを対象とし、仕事や暮らしに役立つ情報を毎週月曜日付『経済記者OBの目』で提供するものです。経済の領域を広くとらえ、つながりのある政治や社会、文化、科学、さらには国際問題などを、ジャーナリストの視点から分析、解説、評論を加えていきます。
また新しいメニューとして、直近1か月の出来事―とくに不祥事やトピックスを一覧表にまとめ、そのうちのいくつかについてシニア記者が「考察」します。毎月末の月曜日に掲載します。
さらに機会を得てリアル・ウェビナーによるセミナーの開催や、企業の要望に沿ったメディア・トレーニングの実施、広報に関する各種相談なども進めていきます。
当会の特徴は、経済分野での取材経験が豊富なシニア記者が、主にブログを通じて各種コンテンツを提供することです。真剣に働き、暮らしている方々に、何らかの気付きを与えられればとの思いがあります。また氾濫するフェイク(偽)情報に対して、何が正しい情報なのか、可能な限り考えるポイントを提案していきます。
過去の出来事から得られる反省と教訓、そして将来に向けた半歩先の情報・視点を丁寧に提供することを、一同願っています。